2012年4月28日土曜日

大豆イソフフボン----更年期障害の緩和 骨粗鬆(しょう)症の予防 前立腺,乳カン予防 高血圧,動脈硬化



大豆は中国原産で大豆油の原料になるとともに,豆腐,味噌,しょうゆ,納豆,ゆば,豆乳,煮豆,きな粉,油揚げなどに加工され、大豆は日本人には非常になじみの深い食材です。最近の疫学調査で日本人は欧米の人々と比べ更年期障害が軽微であり,また乳ガン,前立腺ガンの死亡率が低いことが注目されています。

 これは日本人が多く摂取する大豆に含まれているイソフラボンの女性ホルモン様作用によると考えられています。


徴候および症状性不整脈

効用・効果
・ 更年期障害の緩和。
・ 骨粗鬆症の予防,進行の抑制。
・ 前立腺ガン,乳ガンの予防
・ 生活習慣病(高血圧,動脈硬化など)の予防
・ 老化防止

 イソフラボンは大豆中に含まれるポリフェノールの一種で特に胚軸部分に多く含まれています。大豆イソフラボンは体内で代謝され,弱い女性ホルモン様の働きをすると考えられています。エストロゲンは卵巣内部の卵胞から分泌され,月経周期,女性器の発育促進,性欲増進,骨のカルシウムの保持,コレステロールの代謝などに関与しております。女性のエストロゲン量は20〜40代がピークで50代から急速に減少します。


ビタミンEは、あなたのにきびのために良いです。

 更年期障害は閉経前後の女性のほとんどが悩まされるもので,ほてり,のぼせ,発汗異常・動悸,めまい,不眠,不安,憂欝などが起こり外出できなくなる重症例もあります。イソフラボンは更年期障害を緩和する作用もあります。

 骨は古い骨を壊し新しい骨をつくっています。正常な状態では骨量が一定に保たれています。骨粗鬆症は骨の成分のカルシウムが減り,骨がすかすかになり骨折しやすくなる病気です。閉経後エストロゲンの減少により骨量が減少し骨粗鬆症にかかりやすくなります。イソフラボンは骨からのカルシウムの溶出を防ぎ骨密度が下がらないようにする作用をもっています。


左側の骨盤の痛みの原因

 また閉経後女性に生活習慣病が増加します。コレステロールの増加を抑えていたエストロゲンが減少し,それに伴い動脈硬化,高血圧,心筋梗塞,脳血管障害の危険性が高くなります。イソフラボンのエストロゲン様作用により,これらの症状を予防します。

用い方
 大豆イソフラボンとして1日50mg程度。食品からは,豆腐100g,納豆50〜60g,きな粉20g程度を摂ります。

注意すること
 エストロゲンが多いと症状が進行する子宮筋腫などに罹っている人は摂らないことが求められます。



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